また延びた平均寿命

平成20年8月13日
また延びた平均寿命

 女性86歳、男性79歳である。女性は世界一の長寿を23年継続中とのこと。近来の女性パワーのすごさの理由がこの辺りにあるのかもしれない。男性は2位から3位に下ったが、トップとの差は僅かに0.21歳。しかし1位はアイスランド、人口28万人、2位は香港、人口666万人と基礎人口があまりに少ない。統計の常識からいうと、男性も実質世界一の長寿である。

 男女差が問題である。女性と男性の差7歳(厳密にいうと6.80歳の差)の理由は何なのであろうか。イギリスでは殆んど同じ現象が起きている。アメリカもそれに近い。ロシアは高齢の老人は殆んど女性ばかりである。ところがインドでは80歳以上の高齢者は男女とも殆んどいない。ブラジルと中国は男女差があまり開いていない。

 しかしどの国も女性の方が長寿であることは変りがない。医学的な、生理学的な理由からであろうか。血管の太さが女性が細いという。脂肪分が女性の方が多いという。分娩という大仕事をする為の力を与えられているからであろうか。浅学非才の身では想像するだけである。しかし事実は厳然としてある。長寿者は女性である。長寿国は女性天国である。女護ヶ島の伝説を思い起こすのは、私だけであろうか。

 後期高齢者(75歳以上)を調べてみると日本では女性が798万人、男性478万人。約3人の内2人は女性である。85歳以上になると、約4人の内3人は女性となる。男女雇用均等法がこの格差に対してどのような影響を与えていくのであろうか。
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投稿者: jsb 日時: 2008年08月13日 09:00

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