恐竜博物館

平成20年8月27日
恐竜博物館

 東京ディズニーランドは成長を続ける生物のようだ。私は浦安市に住み出してからでも20年近くが経過した。すぐそばでディズニーランドの成長を見てきたが、参考になることが多い。見事にバランスのとれた投資がおこなわれてきているのだ。ホテルの収容能力は、入場者と宿泊客の増加にあわせて、増えている。ディズニーシーの開設、駐車場の増設、直営ホテルの建設等次から次へと巧みな経営戦略が展開されている。

 福井県の状況を見ると反対に観光客は減少傾向にある。芦原温泉、東尋坊、永平寺とも横ばい、ないし減少のようである。ただ例外がある。勝山市に建設された恐竜博物館は毎年120%増の入館者がある。今年は40万人に届くかもしれない。その特長はリピーターが多いことと、殆んどの入館者が子供連れであること。ある知人は子供にせがまれてもう20回くらいは行っているとのこと。その魅力を聞いたところ、えちぜん鉄道や田舎のバスに乗りたいとか、恐竜グッズ特にカードが買いたいとか、私達の想像とは違う答がかえってくる。日本に一つ、世界に三つの恐竜博物館に、もう少し投資を行い、更にこの魅力を全国に発信することを考えられないであろうか。

 私も何度も孫を連れて入館したが、想像していた以上に中身が充実しており感心した。特に動きのある恐竜や音響効果、そして建物の形(恐竜の玉子のかたち)など大変ユニークである。「恐竜のメッカ」として世界中の恐竜のデータ収集とユニークな展示方法を期待したい。また北谷の発掘現場との結びつきの強化も望みたい。恐竜博物館が周辺の平泉寺、清大寺、朝倉遺跡などの魅力をつなぎあわせて一大観光地(エコグリーンツーリズム)に発展していく日を期待している。

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投稿者: jsb 日時: 2008年08月27日 09:00

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