エコ自動車への購入補助金

平成21年4月16日
エコ自動車への購入補助金

エコカーへの傾斜がすすんでいる。今年に入って新しいハイブリッドカーの発表が続いた。ホンダのインサイトとトヨタの新プリウスである。そしてこのエコカーの売上だけがぐんぐん伸びているという。地球温暖化防止にとっては朗報である。
また今回13年超の古い車を廃棄して新車を購入する場合は、普通乗用車25万円、軽自動車12.5万円、トラックバスなど40~180万円の補助金が支給されることとなった。4月10日以降実施中である。
更に新規購入の車についても、普通車10万円、軽5万円、トラックバスなど20〜90万円の支給がある。
4月1日からスタートした自動車税の減税措置と合わせると、かなりの大きな助成となる。冷え込んだユーザーの気持を、もう一度車に引き戻す、有力なキッカケとなるのは間違いない。
3月の日本の新車販売台数は、前年を大きく下回る25%減となった。これは4月1日より実施の減税措置や、4月10日より実施の購入補助金支給を見込んだ買い控えという見方もあろう。
同様の施策を実行したドイツの例によると、1月に導入し、2月には約2割増となったとのことである。日本もドイツも同じように、購入促進に貢献することを期待したい。
ハイブリッドカーを購入する場合を考えてみると、重量税の3年間減税・取得税の減税を併せると、今回の措置で200万円の車が諸税・諸費用込で180万円前後で取得できる。車種・下取車(年式)等により前後するので、正確な金額は、新車ディーラー窓口で相談するとよい。
いずれにしても思い切った内需拡大策であり、日本の産業の屋体骨を下支えする自動車業界にとっては、強力なバックアップ体制の出現ということがいえよう。
 

投稿者: jsb 日時: 2009年04月16日 09:32

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://119.245.185.34/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1622

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)