第25回ふくい春まつり

平成22年4月12日
第25回ふくい春まつり

福井市のえきまえで毎年4月初旬開催される「越前時代行列」が足羽川、足羽山の満開の桜の下で、華やかに繰り広げられた。約10万人の人出となり、えきまえは久しぶりの大混雑となった。晴天に恵まれ、気温も上昇し、人々は春と桜を十分に満喫することが出来たようである。柴田勝家、お市の方、その子の三姉妹そして松平春嶽など福井の歴史を彩った人々が、その時代の衣裳をつけて行列に加わり、約500名の隊列となった。県庁前を出発した行列は、JR福井駅に向って練り歩き、道路の両側に並んだ見物客から大声援を受けていた。この祭の可能性は大きい。今後、行列への参加を広く市民に呼びかけて、1万人の行列に成長すると、全国からの観光客が期待できる。
私達の完成したばかりの「幸橋グランデCHA」というマンションは、福井新聞にカラーの全5段の広告を出して、オープンの内覧会を開催したが、昼前後から満員の盛況で、嬉しい悲鳴を上げる一日となった。60組をこえるお客様を迎えて大成功となった。
えきまえ商店街は、郊外にとられていた客が、この日ばかりは大勢町中にあふれかえって、大繁盛となった。西武百貨店や、飲食店、駐車場も満員御礼が出るほどで、夜遅くまで賑わった。
福井のえきまえは「コンパクトシティ」という名にふさわしく、都市の魅力が凝縮している。福井城跡、北ノ庄城跡、足羽山、足羽川、県庁、市役所、県警本部、県議会議事堂、殆どすべての金融機関、県内唯一の百貨店、シティホテル、そして映画館3館のうち2館が立派に営業中である。図書館、博物館、音楽ホール等もある。老舗の各商店も、何とか苦戦しながら、努力を続けている。
県都としての福井市のえきまえを更に活性化し、賑わいをとり戻す為には何が必要であろうか。「特区」や「再開発事業」の申請を、県、市、地元がまとまって、行っていくことが必要である。
そして第一歩は福井県下の「魅力あるもの」を「えきまえ」に持ってくることを提案したい。福井県の魅力のエッセンスをえきまえに集約するのである。農水産物、工芸品、特産品、祭り、神社などなど宝物はいくらでもある。そして「えきまえ」と各市を結ぶ「人の道」「経済の道」「観光の道」を開通させるのである。「えきまえ」に「ミニ福井県」を出現させる為、この熱い想いを胸に、県下の市長さんを歴訪したいと考えている。時代祭の賑わいを見て、その想いを強くすることが出来た。

投稿者: jsb 日時: 2010年04月12日 18:02

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://119.245.185.34/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1905

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)