三寒四温

平成22年4月15日
三寒四温

「春の嵐」とよくいわれるが、「春一番」を初めとして、低気圧の影響で春はよく荒れる。それと同時に「春の陽気」を感じさせる穏やかな「春のそよ風」を楽しむことが出来る。気温の方も「三寒四温」といわれるように寒暖の差が激しいという特徴があるのが春である。真冬に近い寒い日の次には、20℃の温かい日がある。一日の内でも、朝晩は冷えることが多いが、日中の晴れた日になると思わず上衣を脱ぎたくなる。春は冬眠から目を覚ます熊のように、私達の眠っていた感覚を呼び覚ますかのように、私達を激しく揺さぶるのである。
それにしても今年の春の気候の変化は激しい。あれ程騒がれた新型の風邪に、殆どの人々が、かかってしまった。しかし結果は人間の方が勝ったようである。鳥ウィルスも、豚ウィルスも現在のところは、私達人類を窮地に追いやるまでには至らなかった。安心は出来ないものの、峠は越えたように思われる。「三寒四温」の気温の大きな変動の中で、体調を維持するのは大変であるが、自分の命を守る為と思えば、衣服を重ねたり、コートを着たり、脱いだりと忙しく対応するのも楽しみである。
 春の女性は美しい。重苦しい冬物の衣裳から、薄手の明るい春物の装いに変ると、そのとたんに女性は美しくなる。衣類業界が苦しいといわれているが、この春の商戦をいかに上手に戦っていくかで、将来が決まってしまう。折角の知恵を出し、お客の視線をとらえる春の明るさ、色調の温かさでショーウィンドウを飾ってもらいたいものである。

投稿者: jsb 日時: 2010年04月15日 10:24

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