地域の活性化

23年8月2日(火)
地域の活性化

中心市街地の活性化というテーマで、ここ10年程真剣に取り組んできた。福井県という小さな県、そしてその県都福井市の中心市街地の活性化をはかる為に何をどうしたらいいのか、それを日本の知性といわれる方その意見を聞き、ディスカッションをし、福井の政治家、地元商店街の方々との交流を深めながらすすめてきた。活性化の第一の処方箋は「人を増やす」ことである。第二は「人を活性化させる」ことである。
「人を増やす」ためには、働く場を提供する、住む所を増やす、観光客を呼び込む必要がある。郊外型の住宅政策や商業施設の集積を再構築し、省エネ型のコンパクトシティを創造するのである。そして観光客を呼び込むのである。観光客をどこからどうやって呼び込むのか、これが大問題である。私はこのテーマを十年考えてきた。そして発見したのは福井の観光資源の多さ、豊かさである。素晴らしいものが数多くある。そしてそれらは非常にレベルが高いのである。まさに隠れた宝の山である。問題が一つある。難問題である。福井の人々は宣伝が下手である。宣伝しようとしないのである。この難問を解決すれば、人は集まってくる。そこで首都圏からオピニオンリーダー達を呼ぶことにした。初年度500人。いろんな方々のご協力を得て、この実現に努力したい。キーワードは「地図」と「カニ」と「そば」そして「隠れた観光地」と「酒蔵めぐり」である。これらのキーワードを結びつけて新しい観光の姿を創り出していきたい。福井の地酒は世界一であり、殆どの酒蔵が数百年の歴史と伝統の中に生きているのである。日本の宝、世界の宝を天下にしらしめていきたいと考えている。

投稿者: jsb 日時: 2011年08月02日 19:05

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