新幹線

23年8月5日(金)
新幹線
JR福井駅の東口に複合ビルの「アオッサ」が完成し、よく利用するが、その4階に福井市立桜木図書館がある。そこで医学関係の書物を3冊借りて出たところ、同じフロアで「北陸新幹線」に関するパネル展が開催されていたので、のぞいて見た。北陸新幹線が金沢止まりから福井そして敦賀まで開通した時の利便性がパネル上で説明されていた。
一番早くなるのが福井・長野で3時間短縮する。そして福井・軽井沢もそれに近い。福井・高崎と福井・大宮が2時間近く短縮され、福井・上越は1時間半早くなる。福井・東京は約1時間短縮されて、2時間半で到着できる。福井・富山間が45分早くなり、金沢までも25分、敦賀まで20分早くなる。新幹線が及ぼす経済効果は、今回完成した九州新幹線や東北新幹線を上回ることが予想され、一日も早い着工、完成を期待したい。北陸新幹線計画は、1970年全国規模での整備計画決定の後、1973年に決まり、1997年に長野まで開通、1998年上越まで着工、2001年富山まで着工、2005年金沢までと福井駅舎着工、2009年福井駅舎完成している。その間1973年決定以来38年が経過しているが、未だに完全開通していない。これを政治の怠慢といわずして何と言おうか。誠に嘆かわしい政治の現状である。人口減少時代を迎えて、交流人口を増やすことが地域の発展を促し、繁栄の源となる。
 私は秘かにJRに頼らず、高速バス等を活用した交流人口の増加策を練っている。しかし新幹線の完成が最もエコロジーな策であることに変わりはない。一日も早い着工を待ち望んでいる。

投稿者: jsb 日時: 2011年08月05日 19:43

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