ブルとベア

23年8月25日(木)
ブルとベア

旅先の骨董屋で思いがけない拾いものをすることがある。国道297号線をドライブしている時、大滝城の近くで銀色の「ブルとベア」のセットの飾りものを見つけた。ひっくり返すと酒の盃になる。株式の投資家の中でいつもブル(bull 雄牛)とベア(bear 熊)を対比して、強気の買い手、買い手筋を「ブル」といい、弱気の売り手筋を「ベア」という。この銀色のカップのブルとベアの面構えは誠によく出来ている。両方ともにしっかりと前を見つめている。鼻を上にあげて口は閉じられている。首から上だけの頭部の彫刻が下のカップにつけうれている。見れば見るほどあきのこない彫刻である。この不思議な二個のカップはおそらく株式関係の記念品だろうと思われるが、その来歴はよくわからない。ただ常に強気路線を走りそうになる私にとっては、このブルとベアは、しばし思案の一時を持つ効果を果たしてくれている。見比べているだけで楽しくなる不思議な彫刻である。円が市場最高値を更新した。日本円を買う動きが世界的に広がりつつある。この動きはいずれ日本の株式市場へも流入してくるであろう。久しぶりのブル相場となるかも知れない。そんな予感を覚える円高である。ハイパーインフレを予測する経済評論家も出だしている。

投稿者: jsb 日時: 2011年08月25日 16:52

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