日本の発電機は2種類

10月9日
日本の発電機は2種類
発電機は水力、火力、原子力に続いて風力や太陽光があるが、すべての発電機は2つの周波数に分かれている。二種類の発電機がこの狭い日本の国土の中に存在する。こんな国は日本だけだ。アメリカは60ヘルツ、ヨーロッパは50ヘルツ、日本だけが、60ヘルツと50ヘルツが混在している。1895年東京電灯(現東京電力)がドイツのAEG社より50ヘルツの交流発電機を輸入した。1897年大阪電灯(現関西電力)がアメリカGE社より60ヘルツの交流発電機を輸入し、日本海の糸魚川から太平洋の富士川まで、周波数の壁が完成してしまった。喜劇である。その為に東西での電力の融通が難しく、同じ国内で、片や電力不足、片や電力余剰となっても泣き笑いの状態がつづくことになる。こんな理不尽な現状は早急に解消する必要があると主張するのだが、莫大なコストが必要だと専門家はいう。世界は60ヘルツと50ヘルツの両方に分かれている。これを一本化する必要がある。その先鞢をつけるのは日本である。世界中が55ヘルツ発電に変れば世界のエネルギーは半分でこと足りる。電力の地球規模の融通が可能になるからだ。21世紀のエネルギー危機はこれで解消できる。
そして世界各地でおきている小っぽけな国粋主義や地域紛争やエネルギー争奪戦は影をひそめ、お互いの互恵関係を尊ぶ世界連邦の誕生につながっていく。電力の55ヘルツ発電への移行と、世界を結ぶ電力のネットワークの建設は日本からスタートしてはいかがであろうか。

投稿者: jsb 日時: 2012年10月09日 09:30

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