中学生サミット

10月23日
中学生サミット
福井市内の公立中学校は全部で23校ある。大きい中学校は800人程の生徒がおり、小さいところは50人未満であり、その規模の落差の大きさにまず驚いた。朝9時半からはじまり、夕方の4時まで6時間半に及ぶ大イベントを私達のロータリークラブがサポートした。
参加中学生は各校の生徒会代表2名づつ、46名、そしてロータリアン20名、先生及市教育委員会30名など合計約100名が集まった。サミットのテーマはリニューアル中の「福井中央公園周辺の未来図」を描くことである。リーダーの心構えについてロータリアン3名から指導し、8グループにわかれて中央公園で弁当をとった。
みんなが成人した時に、この中央公園周辺がどのように変っていてほしいのかを頭におき乍ら現地を調査した。気持ちのよい秋の日ざしの中を6名の生徒と共に歩いてみて、その鋭い感性に驚いた。将来は人口減、少子高令社会の到来、北陸新幹線完成という背景を考え、種々なアイデアの提供があった。中心市街地活性化にとり組んでいる私にとって、このサミットは他人事ではない。中央公園周辺は旧福井城の遺構の中心部分である。出来る限りの復元を望んでいる。お堀と公園の間の道路の廃止、(同時に路上駐車場も廃止)、公園内の諸施設の充実、緑化の強化、市役所旧館の撤去などの意見も出た。理想パターンは県庁、市役所のよそへの移転と福井城跡公園の建設であろう。
今回のテーマの範囲に含まれなかった広大な順化小学校、旧日本専売公社敷地、福井城周辺の県、市関係の諸建物すべてを考慮に入れた新しい城跡公園を中心とした魅力あふれる県都デザインが望まれる。今回のイベントに参加し、自分の足で中学生と共に歩きまわり、多くの新しい発見があった。若い生徒達のすばらしい発想にも刺戦を受け、疲れを忘れる程の楽しい一日となった。

投稿者: jsb 日時: 2012年10月23日 09:54

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