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失われた20年は本当か?
3月7日
失われた20年は本当か?
データを分析すると巷間いわれている常識が怪しいことに気付く。例えば日本から外国へ出入国する人数は、経済状況ピークといわれた1990年が1447万人、2010年が2622万人と20年で1.8倍以上に増加している。貨物(海と空)の数量も832万tから20年後は1047万tと1.3倍近くも伸びている。私達はいつも物事をひかえ目に見たり、慎重を期しすぎる傾向があるようだ。失われた20年といわれた間に私達の金融資産はどんどん積み上ってしまった。個人金融資産の1500兆円は世界のどの国も手のとどかない巨額の資産である。そして毎年ふえつづけている。この使い道を考えるのが政治でなければなるまい。
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