社会関係資本

4月13日
社会関係資本
私が「ブータンミュージアム」をNPO法人幸福の国という母体の上に作ったのは、「株式会社」の制度を超えて、「社会関係資本」という新しいグループを創立したいからである。「株式会社」は社会的に認められた公共のものである。個人のものではない。しかし「株主のためのものだ」という視点でとらえる傾向が強い。特にアメリカではそれが明瞭だ。私は「NPO」は「利益を追求しない組織」としては貴重であると思うが、それ以上の理想を求めたい。即ち「ブータンミュージアム」は社会全体の幸福のための組織にしたいと考えている。誰のものでもない、みんなのものだという組織にしたい。しかし誰かが「ブータンミュージアム」を支えなければ永遠の存在は不可能となる。そこで「社会関係資本」という概念が出てくる、数多くの人々の浄財や、無償の協力によって支えられる組織である。寄付もOK、無料奉仕もOK、小額の維持賛助会員(フレンドシップ)もOK、更に株主ではないが一定の基金の提供もOKという新しい組織である。私達は今、ネット時代にいる。この環境を生かして広く私達の理想社会の実現をはかりたい。「何事もユニークであれ」が私のやり方である。誰もやっていないやり方でやりたいと思う。そして「ブータンミュージアム」を通して世界一幸せなブータン王国と日本一幸せといわれる福井県との交流を深め、幸福の追求を通して「世界平和の実現」をめざしたい。21世紀という「心の時代」の先駈けとなれるようブータン王国の皆様そして志を同じくする「ブータンミュージアム」をご支援下さる方々と共に、すばらしい夢を見つづけたいと強く念じている。

投稿者: jsb 日時: 2013年04月13日 09:40

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