「ウェアラブルコンピュータ」

4月16日
「ウェアラブルコンピュータ」
中学生の頃、父が腕時計を買ってくれた。夜光塗料が塗ってあってとても興味を持った。その頃4球スーパーラジオの組立キッドが売り出されており、それが欲しかったが、父は既に立派なラジオがあるのに必要ないと買ってくれない。自分の小遣いで買える砿石ラジオのキットを買って楽しんだ。「腕時計」も「砿石ラジオ」もよく考えてみると最新の「ウェアラブル機器」の一種である。砿石ラジオを腕時計に組みこめないか真剣に考えた。時計の文学板を開けてトランシーバーのように使えると面白いとも考えた。すべて無線方式の機器を「ウェアラブル」にすることだった。
パソコンが携帯に近付き、いよいよウェアラブルになりつつある。アップルが「新型腕時計」を開発中である。私の中学時代夢みたことが既に現実のものになりつつある。電池の発達と広域バンドの活用により、コンピュータは小型化し、高性能化、多機能化し、身体の一部となりつつある。ソニーは20年以上も前にアイパットとよく似たパームコンピュータを開発したことがある。手のひらサイズのパソコンであった。あれが世界に受入れられていたら、アップルの今日はなかったかも知れない。可能性はまだまだ無限に広がっているのだ。

投稿者: jsb 日時: 2013年04月16日 09:55

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