日銀総裁

4月25日
日銀総裁
黒田東彦氏が日銀総裁に就任かというニュースが流れ出してから日本経済の流れが大きく変り出した。アベノミクスといわれる現象である。株の急騰と円安の実現がすすんでいる。20年来日本だけがバブル崩壊後の泥沼から抜け出せず、長い低滞感の中に沈潜してきた。そこへ黒田氏の日銀総裁起用のニュースが流れ、「インフレターゲット2%の設定」と「金融の量的緩和」と「滞留する資金の流動化」への動きがはじまった。過去20年間何度も提案され乍ら日銀も政府も真剣に検討しなかった政策を勇気を持って打ち出した炯眼に感服した。私だけではない。FRBのパーナンキ議長やIMFのラガルド専務理事、そしてイングランド銀行のカーニー頭取までもが賛意を示しているとのこと。今度ほど世界から日本の金融政策が注目されたことはない。グローバル時代の日本の指揮者として心からの賛辞を送りたい。

投稿者: jsb 日時: 2013年04月26日 10:16

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