日本の存在感のピークは1990年

10月10日
日本の存在感のピークは1990年
1970〜1980年代は先進国の成長率が圧倒的に高かった。特に日本のGDPは1970年ドイツと肩を並べていたが、1990年には1.8倍と大きな差をつけた。対アメリカも1970年の5分の1から、1990年には半分以上に接近し、1人当りGDPではアメリカに並んだ。日本が「アズNO.1」といわれた黄金時代だった。その後日本はバブル崩壊という政策ミスによる低迷を強いられた。しかし、悲観する必要はさらさらない。現在でも実質GDPは先進国中、絶対の第2位を堅持している。中国が名目GDPでアメリカに次いで第2位になったが、日本が1970年から1990年にかけてバブルを経験したように、中国ではそれと同じことがおきている。今後の対応が注目されるところである。台湾、香港、韓国、シンガポールはかつて4タイガーズといわれ、日本と同じように急成長をした。そして今なお先進国を上回る成長が続いている。この努力には敬服せざるを得ない。アジアの明日をリードしていくのは、日本と中国、そして4タイガーズと、今後大きな成長が期待できるインドである。私はインドに注目している。

投稿者: jsb 日時: 2013年10月10日 13:02

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