日本はなお世界のトップレベル

10月13日
日本はなお世界のトップレベル
エズラ・ボーゲル教授(ハーバード大学)が著したのが、1979年の「ジャパンアズNO.1」で大ヒットした。当時は世界NO.1のアメリカを1人当りで抜き、総GNIでも6割そこそこに肉薄していた。今は少しトーンダウンしているが、他国と比較しても大きく落ち込んだわけではない。犯罪も、汚職も少なく、平均寿命が長く、義務教育の水準は高い。製造業の品質管理のレベルは他の追随を許さない。米・ロ・中が競っている軍事面はさて置き、国力の点では、ヨーロッパの四強英仏独伊を全く寄せ付けない高みにいる。勿論ロシアはそれ以下である。中国がGNIの総額で日本を抜いたが気にする必要は全くない。1人当たりでは10分の1の低レベルである。
私達が注意しなければならないのは、まず正しい現状認識をすることだ。世界の三等国になり下ったようなマスコミ報道をうのみにしてはならない。世界トップクラスに未だにとどまっているのだ。注意すべき点はスピードの欠如である。意志決定の遅さ、インフラ整備の工程の遅さは一等国としては誠に恥かしい。若者の意欲の欠如も心配だ。JICAの海外青年研修者の応募が少ないとのこと。グローバル時代を迎えて世界をリードする若者を育てたい。優秀な若者をブータンミュージアムに集まってもらい研修をする場を作りたい。

投稿者: jsb 日時: 2013年10月13日 10:58

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