オリンピック

10月27日
オリンピック
東京オリンピック決定の報は、アベノミクスの第4の矢となった。思えば、前回の東京オリンピックは、戦後の復活をなし遂げた日本が世界に向けてその雄姿を見せる絶好の機会となった。1964年その時私は岐阜にいた。長男の誕生した年である。あの時、日本中が沸きに沸いた。それから半世紀経過した。今度の東京オリンピックまであと7年。私達は次のオリンピックに何を期待するのか、何を世界に向けて発信するのか。よく考えなければならない。世界のトップクラスの経済力、文化力、平和力、安定性を持つ日本である。世界のトップクラスの国民力(知力、体力、感性)を持ち、世界一の老人大国の日本である。トップクラスの緑化率、四季の美しさと共に、成熟した社会の安全、安心をぜひ伝えたいと思う。一風変わった異質な国と見られている日本が、人類の理想郷なのだと悟らせたい。
そんなオリンピックにしてほしい。平和を希求し、謙譲の美徳を失わず、いかなる困難に遭遇しても沈着冷静に、互いに助け合う日本の真の姿を世界に見せる絶好の機会である。前回は世界への発信という点ではマスメディアもネットワークも不備だった。今回は報道陣も選手達も観光客もすべての人々がリアルタイムに全世界に発信できる力を持っている。「世界一の観光大国日本」を築き上げる絶好の機会である。「世界一の平和大国日本」を世界の人々に見せる絶好の機会が、今到来しようとしている。世界中の優秀な人々が日本に来たくなるものを見せる必要がある。それは何か、カミオカンデか、小型ロケットのはやぶさやイプシロンか、それともIPS細胞か、地震研究か、私は水月湖の年縞研究所、世界唯一の縄文土器研究所、原発の廃炉研究所などいくらでも可能性があると考えている。これからの7年間を有効に使って日本から世界へ発信できるものを築き上げていきたいものだ。

投稿者: jsb 日時: 2013年10月27日 14:07

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