先行き不安

1月17日
先行き不安
社会をリードするはずのマスコミの論調がいつも気にかかる。社会の恥部にふれたり、悪いニュースの取り上げが多すぎる。私が特に問題視しているのは、「先行きに対する不安感」をあおる報道が多いことである。先のことは誰もわからない。神のみぞ知るというのが未来である。その先のことに、明るい希望を抱きつつ、日々を送るのと、反対に悪い結果を予測しつつ生きるのとでは、人々の心に大きな差を生む。不安社会を演出するのは、決していいことではない。政治にも問題がある。所得の再配分政策の失敗、雇用の不安定化をもたらした失敗の数々、困窮者への支援不足、セーフティネット不備等、先進国の多くの国で行われている政策が日本ではまだ実現していない。宗教家にも問題がある。戦後日本のインテリの間で無宗教が流行した。それを放置した宗教家に重大な責任がある。宗教心をなくした民族が繁栄した歴史はない。教育の根幹には道徳心や神仏・自然への信仰心や畏敬の心が必要である。医療関係者にも新しい病気や精神疾患への対応をしっかりやって頂きたい。健康維持への貢献がまだ不足しているように思う。不安を取り除くことへ最も近い位置にいる人々の発奮をうながしたい。

投稿者: jsb 日時: 2014年01月17日 11:59

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://119.245.185.34/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2858

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)