日経平均

8月26日
日経平均
株式投資の指標としては、日経平均が最もよく使われている。今年に入って2万円を上ったり、下ったりしているが、友人の証券会社の幹部は今年末には2万4千円に上昇するだろうと予言した。私も場合によってはそれ以上を予測したが、お盆を前にして未だに2万円台にとどまっている。給与所得(経済成長率と連動)の伸長と資産収益の伸長を比較して、資産収益の伸長の優位性を実証したのは経済学者のトマピケティで、その著書「21世紀の資本」はベストセラーとなった。その学説に異論を唱えるつもりはないが、給与所得者と資産収益を享受する者を区別するところは問題である。現在の日本ではその両面は同一化しつつあるのだ。給与所得者が投資を行っていると同時に、祖先から資産を受け継いだ資産家も給与所得者として働いているケースが殆どである。日本の強みはそこにある。それにつけても高齢者から若年層への資産の移動を速やかに行えるような国の施策を望みたい。若者が夢を持てない国が栄えるはずがない。

投稿者: jsb 日時: 2015年08月26日 10:13

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://119.245.185.34/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3264

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)