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地球儀
9月18日
地球儀
グローバル時代である。ギリシャや中国で起きる問題が、直接にしかも瞬時に世界経済に大きな影響を与える。安倍首相が「世界を俯瞰する平和主義」と発言したが、正にグローバル時代を適確に表現した言葉である。グローバル時代を地球儀を眺めるように観察する習慣を持つ人がいるだろうか。そのように世界を見渡してみると目からうろこということがあまりに多いのに気がつく。まず日本は海の国である。これは誰でも知っている。しかし日本の隣国はどこかという質問に正確に答えられる日本人は少ない。日本は、海でつながっている隣国が世界中に数限りなくある。また東経、西経がつながる180度は日付変更線で、日本はロシア、ニュージーランドそしてオーストラリア東部に続いて早く朝を迎える国である。地球儀を見ていると、いかに地球が小さいかということに気づかされ、それは平和への希求につながっていく。ゆっくりと地球儀と対峙することを勧めたい。
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