スウェーデンよりの客

10月6日
スウェーデンよりの客
私の憧れの国はブータン、そしてスイスである。両方とも山岳国家であり、ヒマラヤ山脈の中にあるブータンとアルプス山脈に囲まれたスイス。どちらも気候は少し厳しいものの景観や人情は世界のトップクラスである。そしてスウェーデン。知っている人は少ないと思うが、スウェーデンは幸福度ナンバーワン(2013年国連調査)の国である。人口は950万人そこそこ、日本の国土の1.2倍の面積であるが、日本と違って人の住めない山々が少ないので人はまばらである。だが、北方は気候が厳しく人の住んでいない所が多い。とに角静寂の支配する国、哲学するには最もふさわしい所である。そのスウェーデンからの客をブータンミュージアムにお迎えした。初老の美人。日本からスウェーデンに移住し40有余年、お二人の子供そしてその家族8人と共に来日された。「世界一幸福な国」「世界一豊かな国」「ノーベル賞の国」と多くの特徴がある。私の印象は「昼が短い国」「静かな国」「森の国」である。寒いので、壁厚は約30cm、窓は3重、ドアは2重。そのため日本よりも建物の中は暖かい。冬でも薄着の人が多い。今回の訪問ではスウェーデンに住んでいる日本人約2000人近くのうち、首都のストックホルム周辺に住む1000人程の日本人のお世話をして頂いていると聞き、心からお礼を申し上げた。「幸福のかたち」という企画展を10月から開くため準備中なので参考になる話をたっぷり聞かせてもらった。興味のある方はブータンミュージアム イン 福井でお会いしたい。

投稿者: jsb 日時: 2015年10月06日 08:59

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