自社株買い

10月22日
自社株買い
景気浮上のため、政府は新たな設備投資を企業に求めているが、先行きの不透明感を思うと、思い切った投資が行えない。そんな状況が続いている。グローバル化の中で、過剰設備を抱える世界各地の状況を思うと、言われるままに国内への設備投資に踏み切る企業があるのだろうか。大きな流れを作るのは難しい。そんな中で企業の内部留保はどんどん積み上がっている。この内部留保を活用する景気刺激策をすすめたい。それは、企業の自社株買い、そして増配、そして従業員優遇策(昇給)の三つである。まず増配で株主に広く分配する。これは大企業のように数多くの株主をかかえる場合の効果は大きい。株主優遇策も大いに結構。特に最低賃金はあまりに低すぎる。早急にそして大幅に引き上げていくことを望みたい。この引き上げは焦眉の急である。そして自社株買いは株価対策としても一石二鳥。アメリカの株価が新高値を付ける中で、好調な日本の株価が低迷しているのは異状である。特に日本の金融機関の株価の低さは、日本経済そのものを不安定にしかねない危ういものと言わねばなるまい。

投稿者: jsb 日時: 2016年10月22日 09:06

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