創業者ブログ

11月2日
中学生サミット
福井市内に公立中学校が23校ある。生徒数が一番多いのは市中心部の明倫中で生徒数750人。一番少ないのは殿下中の5人。その差の大きいのは正に想像を絶する。その差150倍。参議院議員選挙の1票の格差3倍と比べても異常と言わねばならない。しかし殿下中は幼稚園、小学校、中学校をまとめて幼小中学校として運営しているようである。
そんな殿下中の生徒が他の中学に呼びかけて約50名でブータンミュージアムへ見学に来た。私は不覚にも2校で半々　ぐらいと考えてあまり気に止めなかった。
市内23校の生徒会長、副会長そして各校の引率の先生23名、総勢69名が福井駅前のアオッサに集まり、毎年恒例の「平成28年度福井市中学生サミット」を開催。福井市教育長、学校教育課長、福井市新幹線推進室、ファシリテーター、そして私共、福井北ロータリークラブメンバー22名もアドバイザーとして参加した。各学校の紹介にはじまり講演や新幹線駅舎の予定地見学、そしてファシリテーターの協力を得てグループでのディスカッション等を行った。各生徒会長らは当初は遠慮しがちであったが、だんだん打ち解けあって活発に意見交換を行った。キビキビした言動には好感が持てた。教育レベル、学力、体力共、日本トップクラスを維持していることの理由がわかった。日本の未来は明るいと実感できた6時間であった。