福井の緑

11月23日
福井の緑
幸福な市民生活に欠かせないのが「緑」である。東京都の中心部は東京砂漠といわれ、人工物で覆いつくされている。しかしよく見ると皇居をはじめ、新宿御苑18万坪、旧浜離宮庭園10万坪余、明治神宮の森、日比谷公園5万坪…と数多くの広大な緑地が残っている。京都や大阪そして他の地方の都市と比較しても遜色がない。
福井市はどうだろうか。中心部に足羽三山があり、市民の憩いの場所となっている。東には東山、西には西山、南には文殊山や日野山があり環境は悪くない。ただ公園の緑地が少なく、あっても小さい。福井城址公園と中央公園をつなぐ工事が進んでいる。足羽山と運動公園を結ぶ緑のフットパスは秀逸である。このアイデアで市内の各公園を結ぶようにすれば福井市のグレードアップに直結する。緑のコリドールとして先進例となることは間違いない。また中心市街地の並木がユニークである。先人達のの努力により、すばらしい景色を一年中見せてくれる。あとは数多く作られている小公園の活用方法を考える必要がある。福井は公民館活動が活発だ。この公民館と小公園をセットにした活用と、近隣の公園を含めた共同イベントや植林、植栽に力を入れられないであろうか。福井市の花アジサイや県花スイセンを全市に植える運動などユニークである。毎年市民一人一株づつ植えていけば10年で300万株になり一大花壇や花園が市内各地に誕生する。考えるだけでうれしくなる。

投稿者: jsb 日時: 2016年11月23日 10:30

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