北海道

12月6日
北海道
幕末から北海道には開拓使が置かれ開拓者精神をもった人々が移住していった。政府による懲罰的な強制割当もあったに聞く。母方の伯母達は石田三成の佐和山城に近いところの材木商であったが、小樽へ移住していった。原生林の伐採と切り出しの業務であった。長浜の豪商達もこぞって北海道の広大な土地を購入し人を送りこんだ。伯母たちは1男2女を生み育て、北海道に骨を埋めた。3人の子等も北海道で活躍中である。かつて北海道は冷害の地で農作物がとれず生活は厳しいとの事であった。現在は温暖化の影響で農業生産高全国1位。面積も最大で全国の21%を占める。人口は538万人と、福岡県より少し多い。農業が一番厳しかった北海道が農業のメッカになろうとは誰が予想したであろうか。農業の経営規模も大きく理想に近い農業が行われているといっても過言ではない。日本の農業の将来を考える上で北海道は最もふさわしい。じっくり研究したいと考えている。JR北海道の経営が厳しいように北海道の問題点は札幌への一極集中。それも若者や女性の人気が高い。全国の若者や女性が東京にあこがれるのと全く同じ現象がおきている。また福岡県ほど顕著ではないが外国人移住者、留学生も多く、いろんな意味で大きな可能性を秘めている。希望の新天地である。現在の福井県の農業法人の最大規模は耕作面積200haだが北海道ではその数十倍のものが可能であろう。人類が21世紀末に必要とするものはまず水、そして食料である。水も食料も豊富にあるところ、それがここ北海道である。

投稿者: jsb 日時: 2016年12月06日 10:46

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://119.245.185.34/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3603

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)