福井県の農業

12月7日
福井県の農業
1500年前の継体天皇の時代から、越前は米どころといわれ、歴史上大和、奈良、京都の荘園として栄えた。灌漑用水が発達し、地味豊かで農業に適していたのである。ところが最近のデータを研究して驚く発見をした。福井県の農業生産高が東京都、大阪府につづいて下から3番目だ。1ha当りの年収は100万円とこれまた全国最下位。秋田県と滋賀県と並んで悪い。調べれば調べる程農業の置かれている状況が心配。就農者の年令は平均で66才、65才以上の割合は60%に達する。もう限界が近い。株式会社の農への参入をはかり、都会の若者の呼び込みをはからなければ耕作放棄地はふえるばかりとなる。野菜や果物等の栽培が少ないことも致命的だ。もっと工夫をしなければ福井県農業の明日はない。

投稿者: jsb 日時: 2016年12月07日 10:38

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