JR四国

12月16日
JR四国
65才になった時ジパング倶楽部に入会した。それ以来もう15年になるが毎年国内旅行を楽しんでいる。私の場合は仕事のケースが多いが、妻の場合はプライベート旅行が多い。JR6社を利用できるので年配者にとっては誠に有難いクラブである。収入の少ない老人にとっては旅への誘いのうれしい制度である。そのジパング倶楽部の11月号で「四国」の特集があった。四国は行く機会の少ないところであり、記事や写真を興味深く見た。そして昨日、長浜伝統産業館へJR四国の方々が「駅前活性化」の研修旅行ということで見学にこられた。長浜駅から徒歩10分間にコンパクトにまとまった「歩きまわれるまち」が長浜である。長浜は「秀吉のつくったまち」「近江商人発祥のまち」「センイのまち」「浜ちりめん」「浜ビロード」「浜蚊帳のまち」である。黒壁を中心に曳山博物館、長浜伝統産業館などが人気。長浜八幡宮、豊国神社、東本願寺別院の大通寺など町のイベントと数百年に亘って協調しあう信仰の里でもある。神社や寺院はその開創の時代から「人よせ」を行い、門前町の発達に貢献し、共存共栄を果してきた。まちづくりの原点であることを忘れてはなるまい。JR四国の皆さんは四国の各駅前活性化の参考にしたいとの見学であった。21世紀の大型ビジネス「観光」の可能性に気付かねばならない。

投稿者: jsb 日時: 2016年12月16日 08:58

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