警鐘

12月25日
警鐘
東北大震災の折、津波の来襲を告げつづけて多くの人の命を救った若い女性のことが忘れられない。自分の仕事を全うしたかわりに津波の犠牲になり落命した。人には天から与えられた使命がある。心をしずめて天命の何たるかを聞こう。 人類は驕りたかぶっているのだろうか。異常事態に気づかないふりをして平気である。まず気象異常。毎日何回となく繰り返されるテレビの気象ニュース。気象予報士という資格のある人が語りかける。だが肝心なことは何一ついわない。もっとビッグデータを活用して現状を分析し、異常を知らせる必要がある。私は22才で就職し福井へ来た。4年後に豪雪にあった。38豪雪という。その後18年が過ぎ56豪雪にあった。二回共2メートルを越す積雪で4月になっても町の数ヶ所に残雪が山積みされていた。その間積雪は年々少なくなり、根雪になる年は皆無。間違いなく温暖化はすすみ、気象異常は顕著である。観測史上初の暑さや集中豪雨、今迄ほとんど発生しなかった竜巻がしばしば発生。気象予報士の仕事は「警鐘」をならすことである。この異常気象を読みとり、これを世に告知する義務がある。自分の仕事に誇りを持ち、ビッグデータを活用して現状を冷静に分析し正しい気象情報を知らせる義務を自覚してほしい。

投稿者: jsb 日時: 2016年12月25日 09:01

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