

当社は創業当初、築40年を超える木造の約8畳の小さな部屋からスタートいたしました。「遊休不動産の有効活用」を基盤とするコインパーキング事業を軸としつつ、フィットネス事業、分譲マンション事業、充電スタンド事業やドローン事業など、時代の変化を捉えた事業領域にも積極的に挑戦してまいりました。
数々の困難を乗り越え、2023年4月には上場を果たすことができました。以降も堅実な成長を続けられておりますのは、ひとえに株主・投資家の皆さまからの日頃の温かいご支援の賜物であり、心より深く感謝申し上げます。
さて、メイン事業である「コインパーキング事業」におきましては、持続的な成長に向け、量を確保しつつ質の向上を重視する取り組みを掲げております。
量とは、当社の経営指標の一つである「直営および管理受託の駐車場・駐輪場の件数・車室数」を指します。当社グループの強み(降雪地域での除雪などの緊急対応力)を活かし、重点地域と位置付ける北海道・東北・北陸において直営駐車場の新規開設を進めるなどし、直営および管理受託の駐車場・駐輪場の件数・車室数を着実に増やしつつ、当該駐車場・駐輪場の質向上により注力してまいります。
その質につきましては、「安全・安心・快適な駐車場づくりを推進し、より多くのお客様にとっての“First Choice”を目指す」というビジョンのもと、お客様に選ばれる、高付加価値型の駐車場への転換を進めてまいります。具体的には、以下「3つの“Less”」のさらなる普及を図ってまいります。
1. キャッシュレス(CashLess)
駐車料金の決済が可能なスマートフォンアプリ「SmooPA」の普及、各種電子マネーに対応した決済機の設置を推進します。直営駐車場におけるキャッシュレス決済率の向上を図ることで、紙幣・硬貨のつまりや識別不良といったトラブルを削減します。
2. フラップレス(FlapLess)
フラップ装置を設置しない駐車場(フラップレス駐車場)の開設を推進します。広スペースで駐車・乗降がしやすく、機器の故障時には出庫を優先できるなど、利用者の安全性・利便性を高めます。
3. ストレスレス(StressLess)
保守点検・コールセンター体制のさらなる高度化を図ります。メンテナンススタッフの資格取得推進によって保守点検作業の品質を高め、機器等のトラブルを削減するとともに、コールセンターのオペレーション改善によって、より迅速なサポート体制の構築を推進します。
また、これらの施策を支える最大の資本は「人」であると考えています。企業理念の浸透・社内コミュニケーションの強化を目的とした「社長塾」の定期開催や、健康支援アプリを用いたウォーキングイベントなど、人材の確保・定着とウェルビーイング経営にも継続して投資してまいります。
当社はこれからも、企業理念である「喜びの種をまこう 幸せの種をまこう」を胸に、社会に必要とされる事業を通じて持続的な成長を実現し、企業価値の向上と安定的な株主還元に努めてまいります。
株主・投資家の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。